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【よう実】龍園VS坂柳!敗者は退学?どちらも退学にならない可能性は?考察してみた【ようこそ実力至上主義の教室へ】

龍園VS坂柳!退学にならない可能性 よう実
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こんにちはピヨたけです。

2年生編11巻のラストで龍園と坂柳が学年末試験で敗れた方は退学するという衝撃の契約を結びました。

それは綾小路への挑戦権を賭けた戦い。より高みにいる相手に挑むため、勝者が敗者を糧とするのは勝負事の道理であります。

が、正直この二人がここで退場するのなんて見たくない。そんな思いを抱えている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、この二人の対決がどのような結末を迎えるのか?退学しない可能性はないのか?原作の描写を交えながら考察していきたいと思います。

龍園VS坂柳

まずは賭けの内容を見ていきたいと思います。

「学年末試験、敗者はこの学校を去る─。ということです」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編11巻

学年末試験で敗れた方は退学。そして

「引き分けになって賭けが無効になることを望んだりしないでくださいね?」

「引き分けなんて認めねえよ。もしそうなったら、おまえが神室を切り捨てたようにくじでもして決めりゃいい」

「それもまた一興。楽しみにしておきましょう」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編11巻

たとえ引き分けになったとしても、ここではクジと言っていますが、何らかの方法で必ず決着をつけると言っています。

学年末試験のルールがどうであれ、龍園と坂柳のどちらかは必ず退学になるという事になりますね。

この二人の対決に伴い気になるのはやはり橋本の存在です。

2年生編10巻で坂柳を裏切り龍園につくという行動に出た橋本。その理由は龍園と坂柳が学年末試験で負けた方が退学するという賭けをしている事を知ったからです。

坂柳は裏切った橋本を許さない。しかし、龍園との対決で敗れれば坂柳は退学となるので橋本の安全はある程度確保される。そして見返りとして龍園から2000万プライベートを受け取る。

最終的にAクラスで卒業したい橋本にとって、2000万プライベートポイントは勝者となるクラスに移動するためのチケットです。

しかし、この計画には穴があると思います。なぜなら、坂柳が負けたとしてもその瞬間は橋本の安全は保障されていないからです。

龍園と坂柳の契約は学年末試験で負けた方が自主的に退学するというものです。そのためこの契約の中では坂柳の持つプロテクトポイントも意味はありません。

例えば、学年末試験が1年生の時の混合合宿のように負けた方のリーダーが退学者を指名するようなルールだったとしたらどうなるでしょうか?

坂柳は十中八九橋本を道連れにするはずです。学年末試験のルールが発表されていない以上、例え龍園が勝ったとしても橋本の安全は保障されていないのです。

先に2000万プライベートを用意しておけるなら話は別ですが、龍園側もまだ2000万プライベートポイントはたまっていないという描写があり、おそらく学年末試験までに用意するのは不可能です。何よりこの2000万プライベートポイントは報酬であるため結果が出る前に渡すわけにはいきません。

用意周到な橋本がこれらの事に気がつかないわけがない。だから橋本は綾小路に相談を持ちかけて来たのではないかと思います。

2年生編11巻では、橋本が坂柳を裏切った理由は語られましたが、なぜ綾小路にその話を持ちかけて来たかは未だ不明です。

そして綾小路は橋本との話し合いの中で、このように発言しています。

おまえはオレになにを望むんだ?

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編11巻

この発言の後に橋本は綾小路に何かを伝えた描写があり、その話し合いの後、コンビニに夕食を買いに行くという2年生編11巻の冒頭の流れになりました。

この橋本が綾小路に望んだ事が龍園VS坂柳の結末に深く関係してくるのではないかと思います。

では具体的に橋本が綾小路に望んだ事とはいったい何か?

綾小路と橋本の話し合いと綾小路の描写からわかった事は以下の通り

  • 橋本の話は綾小路にとって有意義なものだった
  • 橋本は自分のことしか考えていない
  • 橋本は龍園のアシストをする
  • 橋本は綾小路と接触した事を直接的、あるいは間接的に坂柳に知らせようとしている

話し合いが終わった後のこれらの描写から橋本が綾小路に何を望んだのか?考えましたがこれがわからない。ここさえわかれば大分予想を立てられると思うのですが…

おそらくは前述した事象に対するリスク管理だと思うのですが…例えば学年末試験が終了するまで坂柳に退学させられない方法とかですね、橋本は交流会中も坂柳の事をしきりに気にしてましたから。

具体的な事はまだ分かりませんが、ここは橋本からもたらされた情報によって綾小路が動くことになったと仮定します。

そこで龍園と坂柳のどちらも退学しないパターンを考えてみましょう。

それは引き分け二人の意思で賭けを解消した時です。

まず引き分けですが、単純な引き分けという結果は薄いと思っています。決着が着かなければクジでも何でも退学者を決めると言っていますし、何より学年末試験という舞台で引き分けという道が果たしてあるのかどうか。

もう一つは二人が自らの意思で契約を解消することです。

契約を解消するには、お互いが退学しないことでメリットがある、もしくは二人の利害関係が一致するなどの条件が必要になります。

この二人に限ってそんなことある?と思いますよね。

ですが綾小路が介入することで二人の利害関係が一致する事を一つだけ思いつきました。

それは綾小路VS龍園&坂柳同盟です。

龍園と坂柳の対決が綾小路への挑戦権を賭けた戦いなのは間違いありません。しかし、その勝者が綾小路に挑戦できるかどうかはまた違った話になってきます。

綾小路自身は二人の挑戦を受けなければいけない理由がありません。つまり決定権は綾小路にあるのです。

ならば、綾小路がお互いを倒しただけではまだ不十分。二人がかりで挑んできたら挑戦を受ける。というようなニュアンスで挑発したら?

このようにコケにされたら龍園も坂柳も黙ってはいられないはず。綾小路を倒すために利害が一致し、契約を解消して一時的に手を組む可能性はある…気がする

ただこの場合、坂柳が健在になるので橋本はおそらく助からない。このあたりが橋本が綾小路に望んだ事と整合性が取れなくなってくるので何とも言えないところですね。

さらに、この結果になると学年末試験の勝敗がイマイチ薄味になってしまうのも問題。負けたのに残る事はどちらもプライドが許さなそうです。

となると、学年末試験に引き分けがあるかどうかという疑問は残りますが、龍園と坂柳は結果的に引き分け、退学者を決めようとしたところに綾小路介入、そして二人を挑発!という流れが一番スムーズかもしれません。

最後に

ということで、もしも龍園と坂柳のどちらも退学しない道があるとすれば、やはり鍵を握っているのは我らが主人公の綾小路ではないでしょうか?

二人の戦う目的が綾小路である以上、それを覆せるのは綾小路しかいないと思います。

ピヨたけ自身、どちらにも今このタイミングで退学して欲しくないので、我々読者をビックリさせてくれるような展開が待ち受けている事を切に願っています。

ここまでみてくださってありがとうございました。それではまた。

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