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【よう実】綾小路の語った元Aクラスの戦い方!そして一之瀬との契約とは?考察してみた【ようこそ実力至上主義の教室へ】

一之瀬との契約 よう実
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こんにちはピヨたけです。

坂柳との別れの後、綾小路が森下と山村に語った元Aクラスの戦い方

そして綾小路と一之瀬が交わした契約とは?

原作の描写を交えて考察してみたいと思います。

元Aクラスの戦い方とは?

これは坂柳との別れの後に、綾小路が森下と山村に語ったことになりますが、この話を聞いた後の山村の反応。

「戦い方…。で、でもそんなことが認められるんですか?」

「認めるも認めないも、今までだって何度かそれに似た状況はあったはずだ」

ただしそれは今の助言と比較すれば、些細なものでしかなかった。

しかしここで語ったものの規模は年間を通じての大きなものとなる

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

で、この助言に対して森下はこう言っている。

「前回は10%だと言いましたが、実現すれば最低でも25%です。潜在的な期待値を入れればもう少し高い数値を望めるかもしれません。しかし、後々不都合なケースが出てくるでしょうし、懸念材料は少なくありません。本当に実現できるんですか?」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

この会話を元に内容を考えていきたいと思います。

山村がそんなことが認められるのか?と聞き、綾小路が似た状況はこれまでにもあったと答えています。

これは恐らくクラス間の協力関係のこと。クラス間の協力関係はこれまでにもあった。そしてこの会話は3月31日、綾小路と一之瀬が契約を交わした次の日の話。

だから一之瀬のクラスと協力関係を結ぶということではないかと思います。

これまでのクラス間の協力関係を見てみるに特別試験単位など小規模なものが多かった。

しかし今回はこれまでとは異なり、上位2クラスと下位2クラスで点差が開いている状況。

上位2クラスとの点差を考慮すると、クラスポイントも協力関係となる2クラス間でコントロールしていかなければどちらかのクラスが早々に脱落することになる。

脱落したクラスがモチベーション的に協力関係を続けることは困難であると推測されるため、より綿密に、そして年間を通じての協力関係が必要といったところか。

森下の言う勝つ確率が10%から25%で潜在的にはもっと上とは、上位2クラスは互いが最大の敵と認識するはずなので協力することはできず、かつ下位クラスが2クラス間で協力関係を結べば下位クラスから協力を得ることもできない。つまり単クラスでの戦いを強いられるわけで、その点では有利に働き勝率は上がる。

上位2クラスを叩き落すには有効な戦略と言えますが、ここで森下の言う後々不都合なケースが出てくる。

それは最後の最後にどちらのクラスがAクラスになるのか?ということ。

Aクラスで卒業できるのは1クラスのみ。うまく堀北クラスと龍園クラスを追い抜いたとしても最終的に勝者になるのはどちらかのクラス。もしかしたら裏切りに会うかもしれない。これが懸念点。

ただ綾小路は。

誰もが突っ込んでくる部分は、既にこちらで解消できる案を練っている。

補足して伝えることで森下と山村は自然と顔を合わせた。

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

この解消できる案が考えたけれどわからない。

いや正確にはこの問題を解決する方法はあるのですが、この二人に言うわけにはいかない。

なのでこの時綾小路がこの二人に用意した解消案については考え中です。

そして森下のセリフ。

「ではその懸念をクリア出来たと仮定しましょう。それでも大きな問題があります」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

森下の言う懸念点とはおそらくリーダーの不在。

前述したように3年生の戦いはクラスポイント差の観点からより細かい戦略が求められる、一之瀬クラスとの間に入って交渉も行わなければならない、それらをできるリーダーがいないということ。

これら課題点の解決に綾小路が元Aクラスに移籍するという話になるわけですね。

この時森下が。

「目的、そしてこの話の全てが真実だと仮定して、あなたは本当にそれでいいんですか綾小路清隆。すなわちそれはAがどうのこうのの前に、仲間を裏切るということです」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

仲間を裏切ると発言していることから、クラス移動することをこの時伝えたと思っていいでしょう。

これが綾小路が森下と山村に語った計画の部分。

そして、ここから先がこの話の裏の部分。一之瀬との契約についてです。

一之瀬との契約の中身とは?

3月30日。約束の日の夜。

綾小路は一之瀬に決断を迫ります。

「オレがおまえのクラスに移籍してAクラスで卒業させてやる。ただし、その条件は一之瀬帆波、おまえがこの学校から退学することだ」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

しかし、一之瀬はこのどちらの選択もせず、第三の選択肢を示した。そして二人は契約を結ぶことになる。

ではこの契約の中身を考えていきます。

まずは綾小路と一之瀬の会話。

「両方違う?なら、何を選ぶのが正解だと思う」

「仲間の誰も失いたくない。失うわけにはいかないの」

「それは単なる理想で我儘だ」

「そうだね。私の実力だけじゃ、きっと無理。でも綾小路くんがいれば実現できる」

「退学はしないがオレに移籍しろ。そう言うつもりか?」

そう問いかけると、一之瀬は今日初めて微笑み、首を左右に振って否定した。

そして自らが想像した道なき道を言葉で示す。

4クラスの均衡を実現するための方法を、自らの思考で掲示する。

望んでいた1%の答えに辿り着く。

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

仲間を守るために退学はしない。しかし自分の力だけではAクラスに上がれない。そこで一之瀬が掲示したのが綾小路が元Aクラスに移籍し協力関係を結ぶというものだと予想。

ただ、これでけでは契約と言うには弱い。だから一之瀬のこの提案の裏にはもっと違う何かがあるはず。

「もう、とっくに門限の時間は過ぎてるね。今、部屋を出たら誰かに見つかっちゃうかも。そうなると、私たちの計画に支障が出るかもしれない」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

綾小路が門限を過ぎた時間に一之瀬の部屋から出ていく事を誰かに見られたら計画に支障が出る。これはすなわち二人の仲が必要以上に親しい事を第三者に知られてはいけないということを意味しています。

そもそもこの会話の前に綾小路はこう言っている。

「その選択を実現するためには、互いを適切な距離に保つ必要がある。対話無しでは始まらないからな。もちろん原動力は憎悪でいい。オレを好きである必要は微塵もな─」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

一之瀬が綾小路の真意を知りつつも好きだと伝える前の会話の部分ですが、この時綾小路は一之瀬の選択を実現するには適切な距離が必要と言っている。それはお互いクラスを束ねるリーダーとしての距離間ということ。

このことからも綾小路が門限を過ぎた時間に一之瀬の部屋から出ていく事を誰かに見られてはいけないことがわかります。そんな時間にクラスのリーダー同士が密談をしていると知ったら誰だって怪しむ。

だから一之瀬は綾小路からの連絡を無視し、綾小路がこの時間に部屋に来るように仕向けたわけです。自分の提案した案に綾小路を乗せるため。

「綾小路くんが私を利用するように、私もあなたを利用する。その権利はあるよね」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

綾小路を利用する。それはAクラスに上がるためには綾小路の力が絶対に必要だから。そのために一之瀬は綾小路に第三の選択肢を示し、綾小路が逃げられない状況を作り契約を迫った。

その契約とは綾小路が元Aクラスに移籍し協力して上位2クラスを叩く。そして最終的に一之瀬のクラスにAクラスの権利を譲るというもの。

前述したとおり協力関係を結ぶ際の懸念材料は最後の最後でどちらがAクラスになるか?綾小路の目的はAクラスでの卒業ではなく、あくまでもクラス間での拮抗。

とすれば一之瀬のクラスが脱落せず元Aクラスに移籍する自分と共に、堀北、龍園に立ちふさがる壁となった方が都合がいい。

綾小路は三人の成長が見たいのであって、誰が勝利するかまでは恐らく興味はないはず。だとすれば一之瀬のこの提案は綾小路にとって支障となるものではない。

契約を交わした次の日に、綾小路は森下と山村に移籍話をした。しかし契約の内容がこのような形であるなら懸念の解消案として森下と山村には絶対に言えない。

だからあの時綾小路は森下と山村が納得するような代替案を用意したはず。

新学期が始まって星之宮がこの言葉。

「そう。そしてそのジョーカーがこっちの手札に加わったら、それはまた戦況が大きく変わるわけだし。だったら私にも勝ちの目が出てくるじゃない?だからこれから1年、私たちはフェアに戦おうね」

引用:ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5

綾小路が移籍したのが元Aクラスであるにも関わらずこっちの手札と表現している。星之宮に全てを語っているとは思いませんが、綾小路と一之瀬が何らかの形で協力関係を結んでおり、そのことを知っていないと出てこない表現であるのは間違いない。

最後に

で、契約というからには利害関係が一致しないと成り立たないものですよね。一之瀬が綾小路にAクラスを譲る権利を求めたとするならば、それに伴う対価がないと契約にならないわけです。

一応4クラスの拮抗という綾小路の目的に応じた辻褄はつけてみましたが、なんか弱い気もするんですよね。

その対価が果たしてハニトラのみなのか、それとももっと違う何かがあったのか?違う何かがあるとすれば契約の内容も変わってきそうです。

綾小路と一之瀬との間に結ばれた契約とはいったい何なのか?答えが出る日が楽しみです。

ここまでみてくださってありがとうございました。それではまた。

 

よう実
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コメント

  1. 我が名は山内 より:

    綾小路クラスと一之瀬クラスの共闘は予想していましたが、一之瀬クラスにAクラスを譲るというのは想定外でした。
    たしかに、星之宮の発言「ジョーカーがこっちの手札に加わったら…」というのは不自然だったので、もしかして誤植かなとも思ってたのですが、この考察を読むと筋は通りますね。

    • ピヨたけ より:

      コメントありがとうございます。
      やっぱりあのセリフ不自然ですよね?星之宮のセリフを見て「移動先は一之瀬のクラスかー」と思っていたら違っていて何故?と思ったのが考察の始まりでした。

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